子どもから大人までたくさんのファンを持つ、でんじろう先生監修の本です。科学マジックなんか全くやったことはないけどやってみたいと思っている人、人を驚かせてみたい人、親子で遊びたいけどお金を使いたくない人、親子で遊びたいけど時間のあまりない人、そういう方達にはこの本がお薦めです。
どこの家にもあるような身近な物を使って簡単にできる科学マジックがたくさん紹介されています。たとえば、紙に書いた字を透視する方法、名刺で割り箸を折る方法、アルミ缶をペシャンコにつぶす方法、電子レンジで蛍光灯をつける方法とかです。一つひとつのやり方を大きなイラストを使ってわかりやすく説明してあります。全部で100の科学マジックが紹介されているのでおもしろそうと思うものからやってみませんか。
初めての人にはページに載っている「ビックリ度数」が参考になるかもしれません。でんじろう先生の「科学ガイド」がついているので、どうしてそうなるのかという理由も知ることができます。科学マジックを実際にやってみて目の前でそのとおりになったときにはビックリ度が全然違います。ぜひご家族やお友達といっしょにお楽しみください。
でも、残念ながら現在書店での取り扱いがないので図書館でどうぞ。
科学読物研究会 森裕美子