白い紙を二つ折りしただけで紙は立ちます。何枚も重なると家、丸めると力持ち。切り込みを入れると何倍も長く伸び、小さくたたむと反動でぴょんと跳ねる。「紙って面白い!」と驚きながら紙の特性にも気づく、紙のサーカスをやってみませんか?(中村涼子) 『しろいかみのサーカス』たにうちつねお/さくいち…
赤ちゃんはリズムのある言葉や音が大好き。「みずじゃあじゃあじゃあ」「いぬわんわんわんわん」ページをめくるごとに色が変わり赤ちゃんの身近な動物や乗り物や生活の品が擬音とともに描かれていて0歳から楽しめます。(渡部美帆) 『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ作・絵偕成社 1983年7月 6…
じょうろに水をいっぱい入れてこぐまちゃんがいろんなものに水をかけて遊びます。しろくまちゃんもホースで水かけっこしておもしろいおもしろい。子どもは水遊びが大好きですね。シャワーの音も楽しくて、「やってみたい」という気持ちになります。(渡部美帆) 『こぐまちゃんのみずあそび』 わかやまけん作 も…
手に塩をつけて、ぎゅっぎゅっ、くるっくるっと握ったらホカホカおにぎりの出来上がり。海苔を巻いても美味しいです。子どもと一緒に作って食べると、どんな形のおにぎりでもご馳走です。(中村涼子) 『おにぎり』 平山英三/文 平山和子/絵 福音館書店 19…
「がたん ごとん がたん ごとん」と心地よいリズムの繰り返しが楽しい絵本。「のせてくださーい」とカップやスプーン、果物…と次々と汽車に乗り込んで来ます。終点でみな降りると食卓の場面に早変わり。(市川雅子) 『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸/さく 福音館書店 1987年6月 800…
これなあに?と大胆な白黒の絵が問いかけます。外から見えない野菜の断面です。ヒントは次のカラーの絵、そしておなじみの姿が現れます。子どもと切って確かめたり、違う切り方もどうでしょう。大きな子どもとも楽しめます。(増本裕江) 『やさいのおなか』 きうちかつ/さく・え福音館書店 1997年1月 1…
丸ごとのすいか、次は、食べられるように切られた絵。「さあ どうぞ」と読むときに手渡すと、子どもたちは思わず手をのばしてパクパク…お互いのやり取りが楽しめます。最後のバナナは、子どもが自分で皮をむけてにっこりです。(増本裕江) 『くだもの』 平山和子/さく福音館書店 1981年10月 900円…
表紙のちんぱんじーがこちらをじっと見つめています。「こんにちは」と言っているような表情。ページをめくるたびに、ぞう、ちーたー、ぽにー、らいおん、きりんなどが次々と出てきて、ご挨拶できる写真の本です。(坂口美佳子) 『こんにちは どうぶつたち』 とだきょうこ/あん さとうあきら/しゃしん 福音…
屋根の上にお月さまがのぼってきて、「こんばんは」。雲に隠れたけどまた出てきて「こんばんは」、ニッコリ笑顔のお月さまで安心。背表紙のお月さまはアカンべーをしてお茶目です。一緒に月を見てみましょう。(坂口美佳子) 『おつきさまこんばんは』 林明子/さく 福音館書店 1986年6月 800円+税 …
いろんな動物のうんちの仕方、色や形が描かれていて、一冊まるごとうんちの絵本です。「いきものは たべるから」「みんな うんちをするんだね」という一つの真理を、子どものペースでじっくり、愉快に紹介します。(坂口美佳子) 『みんなうんち』 五味太郎/さく福音館書店 1981年2月 900円+税 …
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