白い紙を二つ折りしただけで紙は立ちます。何枚も重なると家、丸めると力持ち。切り込みを入れると何倍も長く伸び、小さくたたむと反動でぴょんと跳ねる。「紙って面白い!」と驚きながら紙の特性にも気づく、紙のサーカスをやってみませんか?(中村涼子) 『しろいかみのサーカス』たにうちつねお/さくいち…
静まりかえった森の中で、どこからか感じる真っ直ぐな視線。最初に目があったのは、巣穴から顔を出す「あかりす」。そして、木のこずえのかげからこちらを見つめる「ごじゅうから」。大自然を生きる動物たちと、まるで自分も森の中で見つめ合っているようです。(八木わか菜) 『もりはみている』大竹英洋/文…
「だれかかくれているよ でてこいでてこい」とページをめくると、緑色の葉っぱや青色の大きな丸の中から、カエルやアヒルなどの生き物たちが飛び出してきます。繰り返されるリズム感のあるフレーズに、次は何かなと子どもと一緒にワクワクしながら繰り返し楽しめます。(古屋ちえり) 『でてこい でてこい』…
子どもと科学よみもの 2023 年 3月号 目次 12月例会「久賀弥生さんのお話 『気がつくと、絵本講師と理科支援員 二足の草鞋を履いていた・・・』」ミニコラム「ミョウバンの大結晶つくり」科学技術館メールマガジンより『やっぱり・しごとば』『恐竜学』12月の科学あそび分科会「1…
子どもと科学よみもの 2023 年 1・2月号 目次 11月の科学あそび分科会「色のおもしろ実験」11月のオーロラの会『大絶滅は、また起きるのか?』2022年 科学読物研究会活動報告この本読みましたか?「きらきら くものす みーつけた!」「星空をながめて」私好みの新刊『うに~とげとげ…
子どもと科学よみもの 2022 年 12月号 目次 10月例会「秋の自然観察会」9月の科学あそび分科会「『桟俵(流し雛)』を作ろう」10月の科学あそび分科会「ミツロウラップ作り」理科教室より『中谷宇吉郎』この本読みましたか?『樹木』『鳥』『小さな生き物』<イラスト図鑑 リーブル>ミニ…
子どもと科学よみもの 2022 年 11月号 目次 9月例会「植物観察家 鈴木純さんとオンラインで楽しむ身近な植物観察会」この本読みましたか?①『OCEAN 海洋を冒険する 切り絵・しかけ図鑑』『コーヒーを飲んで学校を建てよう』私好みの新刊「石は元素の案内人」『へんしん すがたをかえ…
赤ちゃんはリズムのある言葉や音が大好き。「みずじゃあじゃあじゃあ」「いぬわんわんわんわん」ページをめくるごとに色が変わり赤ちゃんの身近な動物や乗り物や生活の品が擬音とともに描かれていて0歳から楽しめます。(渡部美帆) 『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ作・絵偕成社 1983年7月 6…
じょうろに水をいっぱい入れてこぐまちゃんがいろんなものに水をかけて遊びます。しろくまちゃんもホースで水かけっこしておもしろいおもしろい。子どもは水遊びが大好きですね。シャワーの音も楽しくて、「やってみたい」という気持ちになります。(渡部美帆) 『こぐまちゃんのみずあそび』 わかやまけん作 も…
「つちのなかでどんどこどんどこ」と始まり、ニンジンなどの土の中で育つ野菜が縦開きの絵でドンと現れます。葉で判別できない野菜は、根元に少し見える絵がヒントです。太鼓のようなリズムが楽しい絵本です。(中村涼子) 『どんどこどん』 和歌山静子/作 福音館書店 2011年10月 900円+税 …