里山の自然を丹念に描いた、絵本の形の図鑑です。さらに、著者の体験した楽しい野遊びを紹介しています。植物、昆虫、魚、カタツムリ、地衣類など…20のテーマに分け詳細に描いています。 里山百年図鑑野遊びを楽しむ松岡達英 作小学館 ; ISBN: 9784092131910; (2008/08/07…
「科学する心」を大事に育てる、「野呂先生」のマジシャンシリーズ、第3巻です。マジック風に仕立てた、理科や算数(数学)の実験を通して「科学する心」を高めていきます。 先生はマジシャン野呂茂樹 著連合出版 ; ISBN:978-4897722092 (2006/07) さあ、謎解きに挑戦し…
レイチェル・カーソンの名前は、農薬によって、鳥が死んだり、草木が枯れたりといった自然破壊が起こっていることに対して警鐘を鳴らした『沈黙の春』(新潮文庫)という本を書いたことで有名です。今回、紹介する『センス・オブ・ワンダー』は、彼女の死後に出版された本です。この本の題名を直訳すると、「驚きの感覚」…
青空にふわふわと飛んでいくしゃぼんだまは、子どもも大人も不思議な世界に誘います。 固形せっけんと砂糖をお湯で溶かし、ストローや紙コップ、オシロイバナ、針金で四角や星型を作りふいてみましょう。プラスティックの板にあわぶくをとり、透明な板で押さえるとつぶされたあわは不思議な形になります。われる瞬…
読者のみなさんへ、という前書きから、いやそれどころか表紙から、この本にはだまされっぱなしです。裏表紙も、目次も、、、、どのページも例外なく、だましのテクニック。でも、もっとびっくりするのは、実はこの本は人間の目をだましているのではなく、実際にあるものを、光や角度を調節して忠実に再現しているだけだと…
自然の色という感覚を宇宙規模にすると?さて何でしょう。この本では、あらゆるものを対象にしているといえるでしょう。例えば星の色というものがあります。なぜ星の色が違うのかとか、惑星の色はどうして違うのかなど色に注目した説明です。星の新しい見方ができます。 自然がつくる色大図鑑—地球・星から生きも…
東京上野の国立科学博物館は、みなさんも一度は行ったことがあるのではありませんか。ここは130年以上もの歴史を持つ、日本で唯一の国立の総合科学博物館です。所蔵する標本資料は、自然史(動椊物学、地学、人類など)と科学技術史のさまざまな分野にわたり380万点以上と膨大な量です。このなかで1万4千点ほどが…
新聞紙色(グレー)の表紙には、これから始まる新聞紙への世界に誘われるような楽しい挿絵が描かれています。毎日配達される『新聞』は、情報伝達の役目を終えてからもたくさんの好奇心を満たしてくれる素敵な素材、『新聞紙』になることをこの本は教えてくれます。 新聞紙の実験立花愛子/著、田島菫美/絵さ・え…
スライム作りは科学あそびの中でも人気もの。その人気のひみつは、簡単な手順でのりと水を混ぜたものがドロドロの正体不明の「スライム」に変化すること、そしてあの感触でしょうね。でもなぜこんな変化がおきるのか?正体はなにでしょう。磁石につくスライム、絵具と食用色素の違い、各種のりの違い、スライムに塩や砂糖…
この本は、東京の西を流れる実際の多摩川を題材に、源流から河口まで案内する絵本です。著者は、今まで折りたたみ式の川の絵地図をたくさん作っています。著者の絵地図は、広げるととても長くなる楽しいものです。これを鳥瞰絵図といい、全国50ヶ所も作ったそうです。絵本はこれが初めてですが、やや大ぶりの本を見開き…