同じ長さの直線の両端に外向きと内向きの矢印をつけると直線の長さが違って見えます。これは100年ほど前にミュラー・リヤーの錯視図形として考案されました。このほかに丸や2本の平行線、カーブなどいろいろな錯視図形が、それぞれ考案者の名前とともに紹介されています。 おかしなえみんなで実験 楽しく科学…
『大きい』という言葉には、『少し大きい』ものから『すごく大きい』ものまで本当に色々です。私たちの日常で使う1mから始まって、1ページずつ本をめくるごとに、長さを10倍ずつ大きくした世界を見せてくれるのがこの絵本です。ビル、雲、月、太陽、1光年、銀河系、銀河群と続き、最後のページは100億光年の彼方…
音の正体はなんだろう? 音を見てみよう。そんな音に関する16の実験を紹介します。知識でわかったつもりでも、実際にやってみると きっと新たな疑問がひろがりますよ。 音のふしぎをきいてみようなんでも実験ためして発見 実験クラブ・コペルニクス/企画 松原靜郎/監修フレーベル館 ; ISBN:4-5…
犬は犬かき泳ぎをします。ねこも犬かき泳ぎ。ナゼ泳げるのかな? それは、体が水に浮くからです。ほんとだよ。お風呂でためしてみよう。体が軽くなって、力をぬくと、手や足が浮かんできます。それにね、肺に吸い込んだ空気が浮き袋の役目をして、さらに浮きやすくなっているんだって。 およぐかがくのとも傑作集…
身近な「あかり」や「ひかり」を絵と文字で表現してみたら、こんな素敵で可愛い絵本になりました。 ちかちかぴかり福音館の科学シリーズジョアン・B・グレアム ことば/ナンシー・デイビス/絵 ふじた ちえ やく福音館書店 ;ISBNコード:978-4-8340-8002-5; (2013年10月1…
透き通っていて丈夫、軽くて水を通さないポリぶくろは、毎日の生活に便利です。そんなポリぶくろを使った科学あそびの本を紹介します。 ポリぶくろの実験たのしい科学あそび立花愛子/著 永井泰子/絵さ・え・ら書房 ; ISBN: 4378042061 ; (1997/02) かさ用のポリぶくろの…
おやつに食べるポップコーンは、とうもろこしの1種類でいちばん古くから食べられています。アメリカ人といえばポップコーンを食べるすがたがおなじみですが、アメリカ大陸の先住民は何千年も前からポップコーンを知っていました。ポップコーンをおいしく食べるために、火にかざしたり、つぼにあつい砂をいれポップコーン…
子どもたちの大好きなポップコーン。でもあの黄色くて小さいトウモロコシの粒々から、どうしてこんな白くてふわふわした食べ物ができてしまうのでしょう?早速作りながらその謎を探ってみましょう。 ポップコーンの科学 −ふくらむなぞに挑戦−やさしい科学相場博明著/藤田ひおこ絵さ・え・ら書房 ; ISBN…
ある夏の夕暮れ時に、おじいちゃんと犬と「ぼく」は、近所にまだ残るたんぼにお散歩に出かけました。ふと、草むらに潜り込んでみると、うわっ、カエルと目が合いました!そこでは、いろいろな生き物たちの世界が繰り広げられていました。 ゆうぐれのさんぽちいさなかがくのとも125号高柳芳恵 ぶん 夏目義一…
子どもの頃、砂鉄をとって遊んだことのある方は多いと思います。でもその時に「砂鉄とは何か」考えたことはあったでしょうか? 砂鉄とじしゃくのなぞ板倉聖宣仮説社 ; ISBN:978-4773501544 ;2001年/2100円 著者の板倉聖宣さんは、小学校の低学年の時に砂鉄集めに夢中にな…