「やまおやじ」ってなんでしょう? 幹が太くなったちょっとへんてこりんなクヌギたちのこと。なんでこんな形の木があるのでしょうか? やまおやじ 季節がめぐる 命がめぐる今森光彦/写真・文小学館 ; ISBN409726091X; (2006/8/4) ここは、長い間、人がシイタケ栽培の「…
サブタイトル「自然(ネイチャー)に学んだすごい!技術(テクノロジー)」のとおり、すごい!話が16話載っています。 Sugoi File No.1はヤモリです。接着剤も吸盤も使わず壁や天井を自由自在に動きまわるヤモリの足の指には、どんな秘密があるのでしょう。実は、とても細い毛が足の裏にびっしり…
毎日何気なく食べていて、よく知っているはずの野菜たち。でも、畑にいるときの姿は?花は?タネってどんな形?意外に知らないことがいっぱいです。この本は、こうした疑問をどんどん解決してくれます。 かんたんにできる野菜の実験と観察①②遊んで学ぶ野菜の本伊東正 監修偕成社 ; ISBN978-4-03…
最初のページは、花が咲く昼の公園。アゲハチョウやシジミチョウやアシナガバチが花の蜜を吸い、オカダンゴムシやカタツムリは枯葉や石の陰でじっとしています。ページをめくると夜の公園、チョウは葉にぶら下がって寝、オオミズアオが飛び、カタツムリが動き、ダンゴムシは枯葉を食べています。あっ、コウモリが街灯に集…
「ウラパン・オコサ?」なんかの、呪文のようなことば。科学遊びの時、この本を読んでから数をかぞえる遊びをすると、盛り上がることまちがいなしです かずあそび ウラパン・オコサ絵本・こどものひろば谷川晃一/文・え童心社 ; ISBN: 4494008850 ; (1999/02) 「1がウラ…
「世界で一番美しい」というタイトルにたがわず、その美しさに目を見張る元素の図鑑です。大判の黒地のページにカラフルな写真の数々は、ゴージャスで、思わずため息が出ます。化学や元素が苦手な人も、一度ページをめくれば、この本の虜になるでしょう。 世界で一番美しい元素図鑑セオドア・グレイ 著/ニック・…
「水って高いほうから低いほうへながれるんでしょ?」「よじのぼるなんておかしいよ!」子どもたちは腑に落ちない様子。この本には、よじのぼる水の実験が紹介されています。ティッシュを持ち上げて、ティッシュの下の部分を水につけると・・・。見る見るうちに水はよじのぼっていきます。 『よじのぼる水 水の分…
有機化学「博物館」ではなく、あえて「美術館」というタイトルに、表紙のリードの最後には「そこは、まるで舞台の上のように不思議で面白い。」とあります。この本は著者の佐藤健太郎さんが個人ホームページ「有機化学美術館」に8年ほどかけて書きためていた中から、美しい分子、面白いエピソードなどを集めたものです。…
「時間て、誰かが決めているものなの?」題名を見て、まず驚きました。そして「はじめに」には、「『1秒』の定義も、時代とともに変化しているのです。」とあります。これまた驚きです。この本にも書いてありますが、たしかに、小学校の低学年で時計の読み方を教わった後は、時計について学ぶ機会というのはなかったと思…
伝統的なインド細密画を取り入れ、あっとおどろく結末で、算数が身近に感じられるようになる絵本です。 1つぶのおこめさんすうのむかしばなしデミ/作 さくまゆみこ/訳光村教育図書 ; ISBN: 978-4-89572-686-3; (2009年9月30日) 昔々、インドのある村に「ききんの…