太陽が私たち地球上の生き物にとって、どれほどなくてはならないものなのかを実感する本です。「わたしは太陽。きん色にもえる星…」と太陽が一人称で静かに深く語りかけてきます。 海のひかりモリー・バング&ペニー・チザム/作 さくまゆみこ/訳評論社 ; ISBN978-4-566-00170-1(20…
宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙を目指すきっかけとなったのは、アポロ11号だった。1969年にアポロ11号が月面に着陸する様子を生中継で見ていたのだ。当時5歳だった若田少年は、宇宙への憧れを心に秘め、成長していく。 宇宙がきみを待っている若田光一,岡田茂/著汐文社;ISBN978-4-8113…
国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船長を務め、先日(2014年5月14日)地球に帰還した宇宙飛行士の若田光一さん。この本は、その若田さんが2009年にISSで行った実験を紹介するDVD付きの本です。 宇宙飛行士の若田さんと学ぶ おもしろ宇宙実験日経ナショナル ジオグラフィック社/編、…
中谷宇吉郎という実験物理学者の名前を聞いたことがありますか。中谷博士は、1930年に北海道大学で仕事をするようになってから、1962年に61歳でなくなるまで、雪や氷の研究を続け、世界で初めて、雪の結晶を人工的につくることに成功しました。この本は、博士が生涯に30冊以上出版したエッセイ集の中から、中…
降ってくる雪を虫眼鏡でのぞいてみると、結晶が見えます。この美しくいろいろな形の結晶はどのようにしてできるのでしょうか。 雪の結晶ノートマーク・カッシーノ作 ジョン・ネルソン作/千葉茂樹訳あすなろ書房 ;ISBN978-4-7515-2530-2(2009年11月) 風に吹かれて舞い上…
この本は、美しい写真や分かりやすい図表がたくさん使われています。水の固体としての状態である雪や氷が、さまざまな形に変化する成長過程や、どうしてそのような形になっていくのかが、よくわかります。 雪と氷の大研究片平孝著/神田健三監修PHP研究所 ;ISBN978-4-569-78197-6(20…
図書館から学童クラブに借りてきた本の中で、子どもたちが手に取る回数の多かった本です。気付くと広げて子どもたちが「読んで」いました。 ずかん宝石ずかんシリーズ飯田孝一/監修、川嶋隆義/写真技術評論社 ; ISBN: 978-4-7741-5259-2 ; (2012/10) この本には「…
磁石を使ったおもちゃは、くるくる回ったり、ぴょんと跳びはねたり、不思議で面白い動きをします。子どもたちは、動くおもちゃで遊ぶのが大好きです。そんなおもちゃを自分で作れたら、もっと楽しくなりますね。 うごくおもちゃをつくろう! ゆれる!まわる!おもちゃ−重さ 磁石−K&B STUDIO 作 あ…
「今夜はどんな星が見えるかな。満月だっけ」「あの明るい星はなあに」こんなとき、1年を通じて断然頼りになる本です。 藤井旭の天文年鑑2007年版スターウォッチング完全ガイド藤井 旭 著誠文堂新光社 ; ISBN: 4-416-20632-1 ; (2006/12) 星座を調べるだけなら、…