私たち人間が見ている世界は、他の動物たちにはどのように見えているのだろう。そんな想像をしたことはありませんか? 『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』ギヨーム・デュプラ/文・絵 渡辺滋人/訳、創元社、2014年11月、2700円+税 白い建物、その向こうに広がる森、色とりどりの花や様…
今回は一昨年の総会第2部で好評を博した、科学読物研究会に会員として所属する出版社の編集者のみなさんによるサイエンスビブリオ第2弾を企画しました。どんな本を、どんなコンセプトで出版されているのでしょう? サイエンスビブリオは「理科読シンポジウム」でも人気のコーナーでした。 興味深いお話が伺えるまたと…
子どもと科学よみもの 2024 年 1・2月号 目次 11月例会「埼玉のへそを歩く 岩殿丘陵の地層とJAXA地球観測センターの見学」11月のオーロラの会『生き物たちが先生だ』 ーしくみをまねて未来をひらくバイオミメティクスーミニコラム 虹がいっぱい!!サイエンスアゴラ2023「光と色…
子どもと科学よみもの 2023 年 12月号 目次 10月例会「教えて!真那くん フシギでカワイイ変形菌の世界」出展しました!2023青少年のための科学の祭典 広島大会10月の科学あそび分科会「真綿の糸撚りと織り」理科教室より『人と動物の日本史図鑑』全5巻私好みの新刊「『植物』をやめ…
中高学年から楽しめる美しい写真・イラスト図鑑です。 『ビジュアル探検図鑑 小惑星・隕石 46億年の石』吉川真・藤井旭/監修、三品隆司/構成・文、岩崎書店、2023年7月、4800円+税 世界中で発見された隕石は、宇宙からきた小天体です。日本の隕石はもちろん、世界の代表的な隕石の写真は迫…
イワシ、サンマ、アジ、サバのくらしと一生を通して、魚がどういう生き物で海でどんな暮らしをしているのかを教えてくれる読み物です。 『身近な魚のものがたり イワシ・サンマ・アジ・サバのふしぎ』小泉光久/文、高山ケンタ/絵、河野博/監修、くもん出版、2012年4月、1300円+税 魚は、人間…
岩崎書店の〈よみきかせ いきものしゃしんえほん〉シリーズは、日本に生息する小さな生きものたちの誕生や成長の様子を記録した写真絵本です。表紙をめくると、見返しの2頁で、タイトルの生きものがどんな場所に生息しているのかが一目で分かります(モンシロチョウの場合は菜の花畑です)。その風景のほとんどが、失わ…
子どもと科学よみもの 2023 年 11月号 目次 9月例会「Dr.ナダレンジャーさんの自然災害科学実験教室」4年ぶりの実地開催!青少年のための科学の祭典9月の科学あそび分科会「1.科学あそびと絵本 2.情報交換」やりすぎ!読み聞かせ「ヘチマ」私好みの新刊「光るきのこ…
皆さんは「縄文時代」といえば、どんなイメージを持つでしょうか。縄文時代は約1万5千年前から、なんと1万3千年ほども続いたと言われています。その時代の遺跡から「縄」目の「文」様がある土器がたくさん発掘されるのが、縄文という名前の由来です。遺跡からは土器以外にも、土偶(土製の人形)やアクセサリーといっ…
地球の直径(およそ1万3千km)を1mmとしたとき、1ナノメートルは、大型のトラックくらいの大きさです。この本の著者である浜松医科大学の針山孝彦教授は、生き物の体の細かい形を生きたまま観察して、体の仕組みや役割を見ることで科学の研究に役立てたいと考えました。 『生き物たちが先生だ しくみをま…