私は小学校で理科を子どもたちに教えています。時々、授業で白衣を着ると子どもたちは「先生、科学者みたいだね。」と喜んでくれます。また、フラスコなどのガラス器具の実験も子どもたちが喜びます。それらの器具を使う時、子どもたちは「科学者になったみたいで楽しい」と言います。どうやら子どもたちの科学者のイメー…
子どもと科学よみもの 2023 年 4月号 目次 1月例会「大竹英洋さん講演会『ノースウッズ 生命を与える大地~北の森に野生のオオカミを求めて~』」理科教室より『そして、ぼくは旅に出た。-はじまりの森ノースウッズー』1月のオーロラの会『妖怪は海にいる!? アラマタ式海の博物教…
恒例のさとうあきらさんと動物園を楽しむ例会、今年は千葉県市川市の自然公園内にある市川市動植物園を訪問します。園内には自然博物館やミニ鉄道もあり、ゆっくりと観察し撮影して心ゆくまで楽しめる動植物園です。園内を回りながら、さとうあきらさんが観察ポイントやその魅力、撮影のコツなどユーモアを交えて、たっぷ…
キャベツの葉を順にむいていくと? ケールも葉ボタンもキャベツの仲間だって! 畑に残ったキャベツからぐんと茎が伸びて花が咲いてタネもできます。リズミカルな言葉でテンポよく展開する、野菜を楽しく知る「どーんとやさい」シリーズ1巻目。(坂口美佳子) 『きゃっきゃ キャベツ』いわさ ゆうこ/さく…
白い紙を二つ折りしただけで紙は立ちます。何枚も重なると家、丸めると力持ち。切り込みを入れると何倍も長く伸び、小さくたたむと反動でぴょんと跳ねる。「紙って面白い!」と驚きながら紙の特性にも気づく、紙のサーカスをやってみませんか?(中村涼子) 『しろいかみのサーカス』たにうちつねお/さくいち…
静まりかえった森の中で、どこからか感じる真っ直ぐな視線。最初に目があったのは、巣穴から顔を出す「あかりす」。そして、木のこずえのかげからこちらを見つめる「ごじゅうから」。大自然を生きる動物たちと、まるで自分も森の中で見つめ合っているようです。(八木わか菜) 『もりはみている』大竹英洋/文…
「だれかかくれているよ でてこいでてこい」とページをめくると、緑色の葉っぱや青色の大きな丸の中から、カエルやアヒルなどの生き物たちが飛び出してきます。繰り返されるリズム感のあるフレーズに、次は何かなと子どもと一緒にワクワクしながら繰り返し楽しめます。(古屋ちえり) 『でてこい でてこい』…
子どもと科学よみもの 2023 年 3月号 目次 12月例会「久賀弥生さんのお話 『気がつくと、絵本講師と理科支援員 二足の草鞋を履いていた・・・』」ミニコラム「ミョウバンの大結晶つくり」科学技術館メールマガジンより『やっぱり・しごとば』『恐竜学』12月の科学あそび分科会「1…
子どもと科学よみもの 2023 年 1・2月号 目次 11月の科学あそび分科会「色のおもしろ実験」11月のオーロラの会『大絶滅は、また起きるのか?』2022年 科学読物研究会活動報告この本読みましたか?「きらきら くものす みーつけた!」「星空をながめて」私好みの新刊『うに~とげとげ…
「2020年1月、チバニアンという時代が誕生した。はじめて日本の地名が地球の歴史に刻まれた瞬間だ」で始まるこの本は、「チバニアン」という名前が誕生するまでの物語です。 『チバニアン誕生』岡田誠/著 ポプラ社 2021年6月発行 1500円+税 チバニアンは訳すと「千葉時代」という意味で…