子どもと科学よみもの 2022 年 10月号 目次 5月のオーロラの会『牧野富太郎』-日本植物学の父-『牧野富太郎』-植物の神様と言われた男-総会用ハガキから①7月のオーロラの会『人と動物の日本史図鑑』(全5巻)7月の科学あそび分科会「アンモナイト化石のレプリカづくり・スリッ…
昨年は雨で流れて残念だった10月例会、今年こそはお天気に恵まれてリベンジしたいです。今回は矢川源流を訪ねる会を企画しました。矢川は立川段丘崖線から湧き出る豊富な水を源とし、甲州街道を横断して府中用水支流と合流する、長さ1.5㎞ほどの小川です。水辺に咲く花々に出会えるでしょうか。 冬芽…
世の中に出回っている紙の中で、一番身近な紙といえば、トイレットペーパーではないでしょうか?この写真絵本では、トイレットペーパーを学校の廊下を使って実際に長く伸ばしてみたり、ペットボトルの水をすべて吸わせてみたりと、普段とは違う使い方で色々な実験をしています。簡潔な文章で小学校低学年から楽しめ、トイ…
この本の著者は、トイレにウンコをする意味を真剣に考えた結果、「糞土師(ふんどし)」として40年以上ノグソを続けてきました。食べた命を自然に還すことにつながるからです。 『ウンコロジー入門』(偕成社、2020年)伊沢正名/著、偕成社、2020年1月、1500円+税 ノグソあとには様々な生…
この絵本は、明治初期から150年にわたる「谷戸のくらし」の変遷を描いたものです。1軒の農家を中心にすえ、15場面にわたってその日常が事細かく描きこまれています。モデルとなったのは、東京都多摩市にある多摩センター駅近辺。そこは、八王子市から町田市、川崎市に至る多摩丘陵と呼ばれる、谷戸(雑木林などに囲…
子どもと科学よみもの 2022 年 8・9月号 目次 6月例会「ストーンヘンジと巨石文化」7月例会「江戸川区自然動物園で動物たちに会おう!」この本読みましたか?『ビジュアル宇宙探検図鑑』3月のオーロラの会『クジラの骨と僕らの未来』理科教室より『お蚕さんから 糸と綿と』総会用ハ…
表紙、それにつづく数ページにわたってちりばめられた、虹色のガラス細工。形もさまざまで、不思議な美しさ。これらは0.1ミリにもみたない珪藻の殻をならべた顕微鏡写真です。作品をつくった著者の奥修さんは、珪藻の研究者で、このように珪藻をならべた作品(珪藻アート)をつくる人は世界に数人しかいないそうです。…
9月例会は、オンラインで楽しむ植物観察会です。いつも歩く道や身近な場所で植物を楽しむコツや、子どもと一緒に楽しむ秘訣を教えてくださるのは、「徒歩10分の道のりを100分かけて歩く『まちの植物はともだち』観察会」を中心に、保育の現場や地域おこし、企業のSDGsへの取り組みの協力など幅広く活動していら…
北海道の富良野に住む石黒誠さんが雪虫(トドネオオワタムシ)の生態を写真と共に説明している絵本で、昆虫が好きな小学3年生から大人まで楽しめます。 『雪虫<たくさんのふしぎ傑作集>』(福音館書店、2021年)石黒誠/著、福音館書店、2021年3月、1300円+税 雪虫と言えば、『しろばんば…
「細菌ホテル」は、小学生の女の子の体の中にあります。女の子の体をホテルに細菌たちをお客さんに見立てて、細菌たちの働きを紹介している絵本です。そのホテルを案内してくれるのが、ユニークな絵で擬人化された大腸菌です。様々な細菌を擬人化し、人体の内部も漫画調にモデル化して表現されています。 『細菌ホ…