色鮮やかなテレビ画面も、虫眼鏡で見てみるとたった3つの色だけでできています。赤青、緑の3つだけで、それ以外の様々な色を作り出すことができるからです。実験で確かめてみましょう。白い紙で32面体のサッカーボールを作り、3つの方向からこの3つの光をあてるのです。あてたのは3色だけなのに、ボールにはそれ以…
昨年末、日本中が、二人の日本人化学者(鈴木 章 と根岸栄一)がノーベル賞の同時受賞で沸き立ったことは記憶に新しいですね。この方たちの受賞も分野は違いますが、「しょくばい」(触媒)の研究に対してでした。 太陽と光しょくばいものがたり藤嶋昭・中田一弥・加古里子・村上武利・落合剛・野村知生偕成社 …
カラー印刷されたものを拡大してみると赤・青・黄色(実際にはマゼンタ・シアン・黄色)3色の点の重なりに見えます。この赤・青・黄色の3色で、ほとんどの色を作り出すことができます。 本に従って3色を元に、絵の具を混ぜ合わせて12色の色の輪をつくります。これを使って色々な配色を楽しんでみましょう! …
私たちは、とてもたくさんの色に囲まれています。小学生の頃、図画の先生に「色がないものはないのだから全てのものに色をぬりましょうね。」と言われたことを今でもよく覚えています。 色はいろいろ科学であそぼう5重原淳孝 文 矢崎芳則 絵岩波書店 ; ISBN4-00-116315-2 C8340 ;…
10円玉と1円玉の間に“つば”を付けたティッシュッペーパーを挟むと電気が起きるんだって? 本当? みんなどう思う? “うめぼし電池”のあかり-電流をやさしく科学する-小学生のおもしろ自由研究①佐藤早苗 作、伊藤美貴 絵大日本図書 ; ISBN: 4477004273 ; (1994/03) …
私達は物を見て心を動かされたとき、「これはどんな名前だろう?」と考えますよね。物だけではなく、動物や植物、星、人間、そして色に対しても。この本では200色を超える「色のなまえ」が解説・写真で紹介されています。 色のなまえ事典色の大研究4財団法人日本色彩研究所監修岩崎書店 ; ISBN: 97…
「これからきみにはなすのは、目でみることも耳できくことも、手でさわることも、においをかぐことのできないもののおはなし。」こんな素敵な書き出しで始まる時間のお話は、読む人にこれからどんなことを教えてくれるのでしょうか。 じかんが どんどんふしぎだな? 知らないこといっぱいジェームズ・ダンバー/…
著者のロバート・ウィンストン教授が科学に興味を持ったのは、7、8歳の頃だったそうです。身近なものを使って自分で実験したり工作するのが何よりおもしろかったという教授が、選りすぐりの28の実験工作を大きな写真やイラスト入りで紹介しています。「食べもので実験しよう」から「おうちにある材料で」「水の世界で…
みなさんは、「自由研究」という言葉にどのようなイメージを持っていますか。 理科の「自由研究」というと、理科の得意な人がやるものだと思っている人は多いと思います。「自由研究」なんて、めんどうくさい、やりたいくない、うんざりだと思っている人は、きっと、多いだろうと思います。 しかし、「自由…
2年前、所属する科学読物研究会の40周年記念交流会で、津田さんが著書のなかの「空気は曲がる?」「踊るネコ」「吹いても、落ちない玉」の演示をなさいました。100人分の手作り製作キットを参加者に配布し、穏やかな口調、分かりやすい解説、熱意あふれる演示にとても感動しました。 『科学あそび大図鑑』『…