私たちにとって、宇宙はとても身近なものになりました。インターネット上にも毎日のように情報や映像が流れ、宇宙の姿を知ることができます。では、私たちは自分の目で実際に宇宙を見ることができるのでしょうか? 観察して楽しむ天体入門星の動きや見かたを知ろう沼沢茂美、脇屋奈々代/著誠文堂新光社 ; IS…
「ええっ 土や石で実験なんかできるの?」という声が聞こえそうです。だいじょうぶ! この本には、身近な土をつかった実験が21、鉱物の実験が17、石の実験が16、地球46億年の歴史と土や石の関係を見るものが3、合計55の実験が紹介されています。 土と石のじっけん室シリーズ・自然だいすき②地学団体…
人類がアポロ11号で初めて月に行ったのは、今から50年前のこと。1969年7月21日に2人の宇宙飛行士が月に降り立ちました。1961年から始まった月面探査のアポロ計画は、アメリカ航空宇宙局による「月に人間を着陸させて、地球に安全にもどす」というもので1972年まで続きました。この間に、アポロ11号…
1969年7月16日アポロ11号は、月に向かって飛び立った。ロケット噴射の強烈な光と、燃料タンクからはがれ落ちたのか、氷のかけらが、見開きのページいっぱいにひろがる。そして、漆黒の空のもと、月面着陸船が砂を吹き飛ばしながらまさに月に着陸しようとしている瞬間の絵は、迫力がある。 月へ アポロ1…
毎日、月を見ていておもしろいのは、毎日少しずつ形が変わっていく所ではないでしょうか。それでは、月はなぜ満ちかけをするのでしょうか。そのことについても、この本は教えてくれます。 月の満ちかけ絵本大枝史郎 文 佐藤みき 絵あすなろ書房;ISBN:978-4-7515-2695-8(2012年9…
この本の、はじめにの所に著者の方の願いが2つ書かれています。1つはこの本を読むことをきっかけとして、自分で月や太陽を調べてほしい、2つめは将来宇宙人と交信する時代になったら、地球と月と太陽について宇宙人にくわしく語れるようになってほしい。この2つの願いを我々読者が達成できるように、太陽と月のことが…
月のクレーターには、おもに有名な科学者の名前がつけられていますがそのなかに、アサダという名前のものがあることは知っていますか?名前がつけられた麻田剛立は、江戸時代の医者兼天文学者です。 月のえくぼを見た男鹿毛 敏夫著 関屋 敏隆画くもん出版 ; ISBN: 4-7743-1391-2 ; (…
この本には、まず月のもようのことが書かれています。月のもようは、人によって見え方は色々でしょう。国によっても見え方が違うのはよく言われることです。なにが、月のもようを作っているのか、この本を見るとよくわかります。 月のふしぎえほん大藪健一/文、常永美弥/絵PHP研究所 ; ISBN: 978…
5月の金環日食、6月の金星の太陽面通過は記憶に新しいですが、今年は驚くほど多くの天体現象が見られます。その中でも7月15日に木星が月に隠される「木星食」、8月には金星が月に隠される「金星食」が見られます。 月についてどのくらい知っていますか。地球から月までの距離は約38万キロメートル。時速3…
月が地球より小さくて、地球のまわりを回っているなんてあたりまえ、そんなこと誰でも知っているよ!と思っていたらとんでもありません。月は地球より大きいと思っている子どもが意外に多いのです。明るく輝く満月を大きいなあと感じているのでしょう。そういう子ども達と一緒に月食を観察して、地球の影の大きさを確かめ…