化学を目で見るってどういうこと?と本を開いてみると、目に飛び込んでくるとてもカラフルな絵におどろき!! 目で見る化学ロバート・ウィンストン著/相良倫子訳さ・え・ら書房 ; ISBN978-4-378-04117-9(2008年7月) 最初の元素発見の歴史では、今まで部分的に知っていたこ…
ページを開くとあっと驚く写真に目をみはりました。ある一瞬で静止画像として切り取ったとき、水は驚くべき姿を見せてくれたのです。偶然に撮れたのではなく、周到に狙いすまして撮られた写真の数々は私たちの知らなかった世界。優れた絵本を表現するときに「絵が語っている」と言いますが、この本はまさに「写真が語って…
水は飲むものなのに、食べるってどういうこと? と思いながら、この本を手に取りました。登場人物はおとうさん、おかあさん、トモコ(小6)、ヒロシ(小4)、マキ(小2)の5人家族です。小2のマキちゃんにもわかるように、からだの中の水や、そもそも水ってどんなものなのか、などについて話が進みます。 水…
物理の本と聞いてあとずさりする必要はありません。小学生低学年の子どもがいたらいっしょに読みたいなあと思ってしまうほど、やさしい色とシンプルな絵で書かれたとても読みやすい本です。「てこ」「しごと」「あつりょく」「とうしゃ(投射)」「じゆうらっか」「かんせい(慣性)」「ねつのいどう」「かがみ」「ふり…
2011年、10歳の女の子が誰も気づいていない超新星を発見した。土星の輪の厚さはバスの長さほどしかない。宇宙のトイレは20億円もする・・・。こんな「えっ?!」と驚く情報が満載です。100の項目に分かれいて、どの項目もインフォグラフィックスという方法で、情報やデータを目で見てすぐにわかるようにしてあ…
地球の約400km上空を、一周90分の猛スピードで回る、重さ450t、サッカー場ほどの巨大な人工衛星は?そう、国際宇宙ステーション(ISS)です。世界の国々が力を合わせる中で、日本は、「きぼう」という名の身軽な服装ですごせる実験室を作りました。今年、土井、星出宇宙飛行士らによって、スペースシャトル…
日本が作った世界最大の望遠鏡がハワイにあります。赤い眼を持つ おうし座に見られる星団と同じ名を持つ「すばる」です。みなさんもきっと、おわん型ではない円柱の最新型ドームを、テレビや新聞で見たことがあるでしょう。宇宙の果てまで見たい、という思いで作られたすばる望遠鏡は、昨年128億光年もの彼方からの光…
「宇宙」と言って一番先に思い浮かぶことは何でしょう? 望遠鏡、地球、空、月、太陽、探査ロケットや宇宙ステーション、スペースシャトル・・・、子どもたちに聞くと、いろいろな答えが返ってきます。 宇宙をみたよ!毛利衛 監修/ 松田素子 文偕成社 ; ISBN978-4-03-534030-0/C…
今年の冬は、暖冬でしたね。本当に寒いと思った日はほとんどなく、2月から平地では蝶が舞っていました。地球の反対側のオーストラリアでは47度もの酷暑で、山林火災が発生して多くの被害が出ています。やっぱり地球は温暖化しているのか、それはどうしてなのか・・・そんなことを知りたくて、環境問題を、地球の仕組み…
何千万年も何億年も時を越えて来た「化石」。方解石化(ほうかいせきか)したアンモナイトの化石を手に取ってみるとずっしりと重くて、ひんやりと冷たく、そして、美しい。この化石は、生きていた時のかたちのままに石に置きかわっています。そのおかげで、私たちは、大昔のアンモナイトの姿を見ることが出来るのです。 …