カラー印刷されたものを拡大してみると赤・青・黄色(実際にはマゼンタ・シアン・黄色)3色の点の重なりに見えます。この赤・青・黄色の3色で、ほとんどの色を作り出すことができます。
本に従って3色を元に、絵の具を混ぜ合わせて12色の色の輪をつくります。これを使って色々な配色を楽しんでみましょう!
反対色を使った色の組合せはとてもステキ、1つおきの組合せはおしゃれ、間を3つ飛ばした配色は気持ちよく感じられる…。こんな法則があったんですね。びっくりです。絵が描けない子も得意な子も、ぜひ一度、こんな絵の具の輪を参考に配色を楽しんでみませんか?
近頃は100色カラーの折り紙もあります。それぞれの中間の色を探すことができますので、小さい子なら折り紙を三画や四角に切ったりちぎったりして組み合わせて楽しむのもいいでしょう。本の最後に、この配色を使って子ども服の紙上ファッションショーも楽しめます。
科学読物研究会 瀬間 幸子