表紙には見たこともない生きものの写真があります。白地に黒い縞々もよう、そして白い突起がたくさん出ています。これはハナビラダカラというタカラガイが生きているときの姿だそうです。この貝は、水中では外套膜で貝殻をすっぽりつつんでしまうので、貝殻はほとんど見えません。タカラガイの貝殻がツヤツヤしているの…
■天文現象は日常的に起きている 私たちが夜空を見上げるのはどんな時でしょう?旅先での特別な時間?それとも月食や流星群が見える夜?本書は、私たちが日頃意識していないような身近な天文現象から数百年に1度の天文イベントまで、博物館で天文を担当している著者が語りかけるように教えてくれます。 『天文現…
ビーカーくんは人気者、『理科教室』の愛読者ならば、きっと子ども時代に読んでいたであろう『子供の科学』の連載漫画から生まれた。 『ワイド版 ビーカーくんがゆく! 工場・博物館・実験施設』そのこだわりにはワケがある!実験器具たちのふるさと探訪ビーカーくんシリーズうえたに夫婦/著誠文堂新光社20…
世界地図を見ていると、大西洋を挟んだアフリカとアメリカの海岸線が、ジグソーパズルのようにぴったりとあう、そのことからウェゲナーが大陸移動説を考えたというのは有名な話です。離れた大陸間で、共通する生きものの化石が見つかっているのです。元々はくっついていた土地が、何らかの事情で離れていったのだろうと…
『たまがわ』から始まった<日本の川>シリーズも8冊目です。今回は土偶風の神さまと蝦夷(エミシ)の男の子コンビが、雲の上から川の流れる様子を見物しますが、まるで鳥の目で見ているように描いています。 『きたかみがわ』<日本の川>村松昭/作偕成社2022年12月、1800円+税 北上川の…
現在地球上に、人類はヒト(ホモ・サピエンス)たった1種しかいない。しかし約700万年前にチンパンジーと分かれて独自の道を歩みだしてから、人類の化石は20種以上も見つかっている。ほんの数万年前までは、ネアンデルタール人やデニソワ人など、ほかの人類も一緒に暮らしていた。人類はどのように誕生し、それぞ…
今年、「サンゴの白化現象が急速に進んでいる」というニュースを見ました。そもそも、「サンゴの白化」はどうして起こるのか、これも地球温暖化と関係しているのか、何か対策はあるのかと疑問に思い、手に取ったのがこの本です。 『サンゴは語る』<岩波ジュニアスタートブック> 大久保奈弥/著、岩波書店、2…
空気は身近にある代表的な物質ですが、透明な無味無臭の気体であるため意識することはほとんどありません。 岩崎書店の調べる学習百科シリーズの一つである本書は、文字通り私たちに密着している「空気」をテーマにした一冊。空気に関する実験の紹介と百科事典的な内容を併せもっています。 『空気のふしぎ』…
表紙も裏表紙も、草や木の実やタネの絵でびっしり埋め尽くされています。よく知っているくだものや木の実もあれば、全く見たことがないものや、これは何?と思うものまで・・・ 『旅をしたがる草木の実の知恵ゲッチョ先生の草木の実コレクション』盛口満/文・絵、少年写真新聞社、2021年7月、1800円+…
私たち人間が見ている世界は、他の動物たちにはどのように見えているのだろう。そんな想像をしたことはありませんか? 『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』ギヨーム・デュプラ/文・絵 渡辺滋人/訳、創元社、2014年11月、2700円+税 白い建物、その向こうに広がる森、色とりどりの花や様…