どこの家庭にでもあるハガキやリボン、袋物のヒモや広告の紙などを使って輪に関連するあそびがたくさん紹介されている絵本です。
四角い小さなハガキでも切り方によっては自分の体をくぐらせるような大きな輪ができます。あとでのりなどで貼ってはいけません。そんなことできないって? さあ、どうでしょう?
また、あなたの両手首にヒモの両端を結び、もう1本のヒモをこれに交差して、お友だちの両手首を結びます。結び目をほどかないで互いに離れることができるでしょうか? 紙テープもつなぎ方、切り方ひとつで、2本の輪に分かれたり、2重の輪になったり、四角にもなります。とっても不思議です。
やさしい絵と短い文章で書かれています。小さいお子さんから、大人まで楽しめる本ですが1人でやるよりも大勢でやる方が数倍も楽しくなること請け合いです。
科学読物研究会 瀬間 幸子