「これからきみにはなすのは、目でみることも耳できくことも、手でさわることも、においをかぐことのできないもののおはなし。」こんな素敵な書き出しで始まる時間のお話は、読む人にこれからどんなことを教えてくれるのでしょうか。 じかんが どんどんふしぎだな? 知らないこといっぱいジェームズ・ダンバー/…
著者のロバート・ウィンストン教授が科学に興味を持ったのは、7、8歳の頃だったそうです。身近なものを使って自分で実験したり工作するのが何よりおもしろかったという教授が、選りすぐりの28の実験工作を大きな写真やイラスト入りで紹介しています。「食べもので実験しよう」から「おうちにある材料で」「水の世界で…
みなさんは、「自由研究」という言葉にどのようなイメージを持っていますか。 理科の「自由研究」というと、理科の得意な人がやるものだと思っている人は多いと思います。「自由研究」なんて、めんどうくさい、やりたいくない、うんざりだと思っている人は、きっと、多いだろうと思います。 しかし、「自由…
2年前、所属する科学読物研究会の40周年記念交流会で、津田さんが著書のなかの「空気は曲がる?」「踊るネコ」「吹いても、落ちない玉」の演示をなさいました。100人分の手作り製作キットを参加者に配布し、穏やかな口調、分かりやすい解説、熱意あふれる演示にとても感動しました。 『科学あそび大図鑑』『…
子どもから大人までたくさんのファンを持つ、でんじろう先生監修の本です。科学マジックなんか全くやったことはないけどやってみたいと思っている人、人を驚かせてみたい人、親子で遊びたいけどお金を使いたくない人、親子で遊びたいけど時間のあまりない人、そういう方達にはこの本がお薦めです。 親子で遊ぶ科学…
「ここに茶碗が一つあります。中には熱い湯が一ぱいはいっております。」から始まる短いエッセイです。さて、みなさんはこの一杯の茶碗の湯から、何を見、どんな疑問を持ちますか? 科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集「茶碗の湯」岩波少年文庫池内了/編岩波書店 ; ISBN: 4-00-114510…
たのしい科学あそびシリーズは全15巻で、牛乳パックやポリ袋など、どこにでもある身近な材料を使った実験や科学の工作が紹介されています。子どもが実際にできるようにていねいに書かれているので、自由研究の強い味方にもなってくれるシリーズです。子どもが興味を持ったところは、さらに発展させることもできるような…
この本を含めて全4巻シリーズからなります。どれも幼児が手をのばしそうなカラフルでかわいい装丁です。第2巻は「ホタルがつくったエコライト」、第3巻「ヤモリがつくった超強力テープ」、第4巻「ハスの葉がつくったよごれない服」と興味がかきたてられるタイトルです。かわいい絵本に見えますが、幼児だけでなく、大…
この本は、科学の絵図解シリーズの一冊であり、「光がないとなんにも見えないって本当?」「どうして太陽はまぶしいの?」「どうして雨の日は太陽がいないの?」「葉っぱはどうして緑ばっかりなの?」など、身近な光の不思議をわかりやすく解説した科学絵本です。 輝くなぞ(絵図解 光のふしぎ)田中幸、結城千代…
エジプトのピラミッドのそばには、必ず、王墓を守るかのように「スフィンクス」という人間の顔をしたライオンがいます。この「スフィンクス」は、ギリシア神話においては、テーベ市の近くの岩の上にいて、そこを通りかかる旅人にクイズを出していたと言われています。 「朝は4本足、昼は2本足、夜になると3本足…