台所にあるたねがせいぞろい。きんときまめを土に植えたら芽が出て、花が咲き、また、きんときまめができました。ポップコーン用のとうもろこしは? いちごのたねはどこ? すべてのたねから出た芽の姿も並び、発芽させるポイントもわかります。(増本裕江) 『だいどころのたね』久保秀一/写真 大久保茂徳…
芽が出たさつまいも。植えてみたらどうなる? のびてきた茎を植えると、やがて畑ははっぱだらけ。土の下では、ねっこが「ずずん ずん」と太っていきます。種類が違うさつまいもや、さつまいもの1年のようすも最後にまとめて紹介されています。(原田佐和子) 『ごろんずっしり さつまいも』 いわ…
キャベツの葉を順にむいていくと? ケールも葉ボタンもキャベツの仲間だって! 畑に残ったキャベツからぐんと茎が伸びて花が咲いてタネもできます。リズミカルな言葉でテンポよく展開する、野菜を楽しく知る「どーんとやさい」シリーズ1巻目。(坂口美佳子) 『きゃっきゃ キャベツ』いわさ ゆうこ/さく…
「つちのなかでどんどこどんどこ」と始まり、ニンジンなどの土の中で育つ野菜が縦開きの絵でドンと現れます。葉で判別できない野菜は、根元に少し見える絵がヒントです。太鼓のようなリズムが楽しい絵本です。(中村涼子) 『どんどこどん』 和歌山静子/作 福音館書店 2011年10月 900円+税 …
手に塩をつけて、ぎゅっぎゅっ、くるっくるっと握ったらホカホカおにぎりの出来上がり。海苔を巻いても美味しいです。子どもと一緒に作って食べると、どんな形のおにぎりでもご馳走です。(中村涼子) 『おにぎり』 平山英三/文 平山和子/絵 福音館書店 19…
最初のページは「しーん」。ページをめくると、何やら「もこ」っともりあがってきて、それが「もこもこ にょき」とふえてきて・・・。オノマトペを楽しみながら、自由に想像をめぐらせてあそべます。(原田佐和子) 『もこ もこもこ』 谷川俊太郎/作 元永定正/…
これなあに?と大胆な白黒の絵が問いかけます。外から見えない野菜の断面です。ヒントは次のカラーの絵、そしておなじみの姿が現れます。子どもと切って確かめたり、違う切り方もどうでしょう。大きな子どもとも楽しめます。(増本裕江) 『やさいのおなか』 きうちかつ/さく・え福音館書店 1997年1月 1…
丸ごとのすいか、次は、食べられるように切られた絵。「さあ どうぞ」と読むときに手渡すと、子どもたちは思わず手をのばしてパクパク…お互いのやり取りが楽しめます。最後のバナナは、子どもが自分で皮をむけてにっこりです。(増本裕江) 『くだもの』 平山和子/さく福音館書店 1981年10月 900円…
トップページに戻る