「身の回りの元素を調べよう」という副題にもあるように、その元素が身の回りで、何に、どのように使われているかが、水素からはじまる原子番号順に解説されています。全てのページがカラーの多彩な写真に説明が添えられ、まさしく「目で見る」元素の世界が堪能できる本です。それぞれの元素の用途だけではなく、食品とし…
化学を目で見るってどういうこと?と本を開いてみると、目に飛び込んでくるとてもカラフルな絵におどろき!! 目で見る化学ロバート・ウィンストン著/相良倫子訳さ・え・ら書房 ; ISBN978-4-378-04117-9(2008年7月) 最初の元素発見の歴史では、今まで部分的に知っていたこ…
ページを開くとあっと驚く写真に目をみはりました。ある一瞬で静止画像として切り取ったとき、水は驚くべき姿を見せてくれたのです。偶然に撮れたのではなく、周到に狙いすまして撮られた写真の数々は私たちの知らなかった世界。優れた絵本を表現するときに「絵が語っている」と言いますが、この本はまさに「写真が語って…
水は飲むものなのに、食べるってどういうこと? と思いながら、この本を手に取りました。登場人物はおとうさん、おかあさん、トモコ(小6)、ヒロシ(小4)、マキ(小2)の5人家族です。小2のマキちゃんにもわかるように、からだの中の水や、そもそも水ってどんなものなのか、などについて話が進みます。 水…
物理の本と聞いてあとずさりする必要はありません。小学生低学年の子どもがいたらいっしょに読みたいなあと思ってしまうほど、やさしい色とシンプルな絵で書かれたとても読みやすい本です。「てこ」「しごと」「あつりょく」「とうしゃ(投射)」「じゆうらっか」「かんせい(慣性)」「ねつのいどう」「かがみ」「ふり…