世界地図を見ていると、大西洋を挟んだアフリカとアメリカの海岸線が、ジグソーパズルのようにぴったりとあう、そのことからウェゲナーが大陸移動説を考えたというのは有名な話です。離れた大陸間で、共通する生きものの化石が見つかっているのです。元々はくっついていた土地が、何らかの事情で離れていったのだろうと…
『たまがわ』から始まった<日本の川>シリーズも8冊目です。今回は土偶風の神さまと蝦夷(エミシ)の男の子コンビが、雲の上から川の流れる様子を見物しますが、まるで鳥の目で見ているように描いています。 『きたかみがわ』<日本の川>村松昭/作偕成社2022年12月、1800円+税 北上川の…
現在地球上に、人類はヒト(ホモ・サピエンス)たった1種しかいない。しかし約700万年前にチンパンジーと分かれて独自の道を歩みだしてから、人類の化石は20種以上も見つかっている。ほんの数万年前までは、ネアンデルタール人やデニソワ人など、ほかの人類も一緒に暮らしていた。人類はどのように誕生し、それぞ…
今年、「サンゴの白化現象が急速に進んでいる」というニュースを見ました。そもそも、「サンゴの白化」はどうして起こるのか、これも地球温暖化と関係しているのか、何か対策はあるのかと疑問に思い、手に取ったのがこの本です。 『サンゴは語る』<岩波ジュニアスタートブック> 大久保奈弥/著、岩波書店、2…
空気は身近にある代表的な物質ですが、透明な無味無臭の気体であるため意識することはほとんどありません。 岩崎書店の調べる学習百科シリーズの一つである本書は、文字通り私たちに密着している「空気」をテーマにした一冊。空気に関する実験の紹介と百科事典的な内容を併せもっています。 『空気のふしぎ』…
表紙も裏表紙も、草や木の実やタネの絵でびっしり埋め尽くされています。よく知っているくだものや木の実もあれば、全く見たことがないものや、これは何?と思うものまで・・・ 『旅をしたがる草木の実の知恵ゲッチョ先生の草木の実コレクション』盛口満/文・絵、少年写真新聞社、2021年7月、1800円+…
私たち人間が見ている世界は、他の動物たちにはどのように見えているのだろう。そんな想像をしたことはありませんか? 『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』ギヨーム・デュプラ/文・絵 渡辺滋人/訳、創元社、2014年11月、2700円+税 白い建物、その向こうに広がる森、色とりどりの花や様…
『草花あそびの科学』 開催日:10月20日(日)参加者:16名講師:相澤 悦子さん 草花あそび研究所、相澤悦子さんを講師にお迎えして、秋の草花あそびを楽しみました。タイトルに草花あそびの「科学」とあるとおり、まさに植物のしくみや性質を熟知されて、それをフルに活用した草花あそびでした。 …
中高学年から楽しめる美しい写真・イラスト図鑑です。 『ビジュアル探検図鑑 小惑星・隕石 46億年の石』吉川真・藤井旭/監修、三品隆司/構成・文、岩崎書店、2023年7月、4800円+税 世界中で発見された隕石は、宇宙からきた小天体です。日本の隕石はもちろん、世界の代表的な隕石の写真は迫…
イワシ、サンマ、アジ、サバのくらしと一生を通して、魚がどういう生き物で海でどんな暮らしをしているのかを教えてくれる読み物です。 『身近な魚のものがたり イワシ・サンマ・アジ・サバのふしぎ』小泉光久/文、高山ケンタ/絵、河野博/監修、くもん出版、2012年4月、1300円+税 魚は、人間…