たとえばアンドロメダ銀河や太陽系の惑星など、カラーの美しい画像を見ることはできますが、それらはみな「切り取った」部分です。宇宙はあまりにも大きすぎます。ところがここになんと130億年の彼方の宇宙まで見せる「宇宙の地図」が誕生しました。 宇宙の地図観山正見・小久保英一郎/著朝日新聞出版 ; I…
2011年、10歳の女の子が誰も気づいていない超新星を発見した。土星の輪の厚さはバスの長さほどしかない。宇宙のトイレは20億円もする・・・。こんな「えっ?!」と驚く情報が満載です。100の項目に分かれいて、どの項目もインフォグラフィックスという方法で、情報やデータを目で見てすぐにわかるようにしてあ…
地球の約400km上空を、一周90分の猛スピードで回る、重さ450t、サッカー場ほどの巨大な人工衛星は?そう、国際宇宙ステーション(ISS)です。世界の国々が力を合わせる中で、日本は、「きぼう」という名の身軽な服装ですごせる実験室を作りました。今年、土井、星出宇宙飛行士らによって、スペースシャトル…
日本が作った世界最大の望遠鏡がハワイにあります。赤い眼を持つ おうし座に見られる星団と同じ名を持つ「すばる」です。みなさんもきっと、おわん型ではない円柱の最新型ドームを、テレビや新聞で見たことがあるでしょう。宇宙の果てまで見たい、という思いで作られたすばる望遠鏡は、昨年128億光年もの彼方からの光…
「宇宙」と言って一番先に思い浮かぶことは何でしょう? 望遠鏡、地球、空、月、太陽、探査ロケットや宇宙ステーション、スペースシャトル・・・、子どもたちに聞くと、いろいろな答えが返ってきます。 宇宙をみたよ!毛利衛 監修/ 松田素子 文偕成社 ; ISBN978-4-03-534030-0/C…
今年の冬は、暖冬でしたね。本当に寒いと思った日はほとんどなく、2月から平地では蝶が舞っていました。地球の反対側のオーストラリアでは47度もの酷暑で、山林火災が発生して多くの被害が出ています。やっぱり地球は温暖化しているのか、それはどうしてなのか・・・そんなことを知りたくて、環境問題を、地球の仕組み…
何千万年も何億年も時を越えて来た「化石」。方解石化(ほうかいせきか)したアンモナイトの化石を手に取ってみるとずっしりと重くて、ひんやりと冷たく、そして、美しい。この化石は、生きていた時のかたちのままに石に置きかわっています。そのおかげで、私たちは、大昔のアンモナイトの姿を見ることが出来るのです。 …
太陽が私たち地球上の生き物にとって、どれほどなくてはならないものなのかを実感する本です。「わたしは太陽。きん色にもえる星…」と太陽が一人称で静かに深く語りかけてきます。 海のひかりモリー・バング&ペニー・チザム/作 さくまゆみこ/訳評論社 ; ISBN978-4-566-00170-1(20…
宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙を目指すきっかけとなったのは、アポロ11号だった。1969年にアポロ11号が月面に着陸する様子を生中継で見ていたのだ。当時5歳だった若田少年は、宇宙への憧れを心に秘め、成長していく。 宇宙がきみを待っている若田光一,岡田茂/著汐文社;ISBN978-4-8113…
国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船長を務め、先日(2014年5月14日)地球に帰還した宇宙飛行士の若田光一さん。この本は、その若田さんが2009年にISSで行った実験を紹介するDVD付きの本です。 宇宙飛行士の若田さんと学ぶ おもしろ宇宙実験日経ナショナル ジオグラフィック社/編、…