読んでワクワク、作ってドキドキ、遊んでワイワイ、一冊で3度も楽しめる科学あそびのシリーズ本を紹介します。 牛乳パックの実験たのしい科学あそび科学読物研究会/編 藤田ひおこ/絵さ・え・ら書房 ; ISBN: 4378042045 ; (1996/04) 1m以上もジャンプするへび、不思議…
東京国立博物館デザイン室の展示デザイナー、木下史青さんが書いた本です。 博物館の貴重なモノを見せるという視点で書かれているので、あたかも博物館の裏側を覗いているかのような気持ちになれます。博物館の絵画や彫刻、土器や埴輪などと出会う場づくりのためのデザインをする著者は、東京藝術大学で環境造形デ…
今回は幾何にまつわる本を紹介します。高校生以上の方にお勧めの本です。説明を読むには、ピタゴラスの定理、三角比、相似などの知識が必要ですが、折り紙を折りたいだけで、証明はいらないというなら、小学生高学年の人でも楽しむことができます。ただし、鶴の折り方はのっていないので注意しましょう。 すごいぞ…
「きょうは、おとうさんと国立科学博物館にきました。《ではじまるこの絵本は、その文章横にある時計が示す午前9時少し前から、最終ページの時計の午後5時までの、博物館の1日を描いた絵本です。東京の上野にある科学博物館を訪ねて、その展示を実際に見て回るような感覚で、博物館について学ぶことが出来ます。 …
題名を読んだだけで、読みたくなりませんか。 この本の冒頭には、著者が数学のおもしろさのとりこになった話が書かれています。第1章「1089は魔法の数字」は、算数マジックの話です。第2章「こうして、幾何にほれこんだ」は、ピタゴラスの定理の話です。第3章「でも、そんなバカなことはないじゃないか」は…
色鮮やかなテレビ画面も、虫眼鏡で見てみるとたった3つの色だけでできています。赤青、緑の3つだけで、それ以外の様々な色を作り出すことができるからです。実験で確かめてみましょう。白い紙で32面体のサッカーボールを作り、3つの方向からこの3つの光をあてるのです。あてたのは3色だけなのに、ボールにはそれ以…
昨年末、日本中が、二人の日本人化学者(鈴木 章 と根岸栄一)がノーベル賞の同時受賞で沸き立ったことは記憶に新しいですね。この方たちの受賞も分野は違いますが、「しょくばい」(触媒)の研究に対してでした。 太陽と光しょくばいものがたり藤嶋昭・中田一弥・加古里子・村上武利・落合剛・野村知生偕成社 …
カラー印刷されたものを拡大してみると赤・青・黄色(実際にはマゼンタ・シアン・黄色)3色の点の重なりに見えます。この赤・青・黄色の3色で、ほとんどの色を作り出すことができます。 本に従って3色を元に、絵の具を混ぜ合わせて12色の色の輪をつくります。これを使って色々な配色を楽しんでみましょう! …
私たちは、とてもたくさんの色に囲まれています。小学生の頃、図画の先生に「色がないものはないのだから全てのものに色をぬりましょうね。」と言われたことを今でもよく覚えています。 色はいろいろ科学であそぼう5重原淳孝 文 矢崎芳則 絵岩波書店 ; ISBN4-00-116315-2 C8340 ;…
10円玉と1円玉の間に“つば”を付けたティッシュッペーパーを挟むと電気が起きるんだって? 本当? みんなどう思う? “うめぼし電池”のあかり-電流をやさしく科学する-小学生のおもしろ自由研究①佐藤早苗 作、伊藤美貴 絵大日本図書 ; ISBN: 4477004273 ; (1994/03) …