月の写真がたっぷり紹介されている本です。写真は美しくインパクトがあり、新たな 発見ができます。3ページから69ページまで、ページの右隅には新月から次の新月までの写真が載っていて、パラパラめくれば月の満ち欠けがきれいに現れます。また、本の中ほどにある折りたたまれたページを広げると、月の表と裏の写真が…
この本は、小学校の理科室でもおなじみのビーカーや試験管から、大学や企業の研究室にあるような、あまり一般の人には知られていないものまで、130を超える実験器具達が、キャラクターになって登場する、その名のとおり「ゆかいな実験器具図鑑」です。器具のひとつひとつに、<ビーカーくん>や<シャーレ男爵>といっ…
1本のろうそくを手に語り始めるマイケル・ファラデー。その講演録である『ロウソクの科学』を座右の書にされている方も多いと思います。6日間に及ぶその内容は、興味深い実験を次々に見せながら観衆をひきつけていきました。当たり前と思うことも実際に実験してみることで驚きと疑問がうまれ、さらに実験をかさねて・・…
まず、序章で身の回りにある磁石を使った製品の紹介から始まります。家の中、街の中、それぞれに便利に使っているものの多くに磁石が使われていることがわかります。続いて磁石の基礎知識について書かれた第1章では、磁石の性質や、種類についてはもちろんのこと、古来、鉄を引き付ける不思議な石として知られていたこと…
著者が若い人たちにぜひ知ってほしいと思う世界の科学者93人の功績を紹介しています。古今東西、さまざまな分野から選ばれた科学者の功績が、小学生にもわかりやすいようにイラストや写真も使って説明されてい ます。さらに、科学者の肖像もあり、活躍した時代や人柄の雰囲気も伝わってきます。文章の漢字にはルビが振…
この「科学キャラクター図鑑」のシリーズは全15巻で、化学、物理、生物、数学、宇宙、地学などの分野ごとに、用語や情報を表すキャラクターが次々に登場して自己紹介をします。どのキャラクターもユーモアたっぷりに自分の特徴を自慢するので読んで楽しいばかりでなく、その特徴をよくあらわしているキャラクターのイラ…
今の世の中には118種類もの元素があるの?まずこの本のタイトルを見たときに思ったことです。昔習ったときには、天然の元素のウラン(原子番号92)まで、そのほかには長崎に落とされた原爆のプルトニウム(原子番号94)くらいでした、いつのまに10種類以上も増えていたのでしょう。 『ぜんぶわかる118…
2011年3月11日に発生した東日本大地震は、巨大な津波を発生させ多くの町や人をのみ込んだ。この体験を教訓として、ぜひ子どもたちにも読んでほしい本が本書である。その名も『知ってそなえよう!地震と津波』である。 知ってそなえよう!地震と津波−ナマズ博士が教えるしくみとこわさ−知の森絵本都司嘉宣…
スペース・シャトル打ちあげの朝、宇宙飛行士が目覚まし時計のベルで起きるところから、この本は始まります。まるで旅行の前にワクワクする私たちと同じようです。秒読みの後、打ちあげのはげしいゆれと、強くなる重力に緊張の続いたあと、打ちあげエンジンが止まると、突然、本や鉛筆が宙にうきはじめます。シャトルの軌…
すばる望遠鏡の計画から携わった研究者が、完成までの過程やエピソード、その後の観測成果と展望を伝えます。 すばる望遠鏡岩波ジュニア新書家 正則/著岩波書店 ; ISBN: 4005004229 ; (2003/01) 国内の施設はレンズも小さく、光害や天候のために、世界の天体観測界から遅…