エジプトのピラミッドのそばには、必ず、王墓を守るかのように「スフィンクス」という人間の顔をしたライオンがいます。この「スフィンクス」は、ギリシア神話においては、テーベ市の近くの岩の上にいて、そこを通りかかる旅人にクイズを出していたと言われています。 「朝は4本足、昼は2本足、夜になると3本足…
風が少し冷たくなる頃、落ち葉をひろって遊んだことがありますか?高いところから落とすと、くるくる回って落ちますね。では、葉っぱの代わりに紙切れを落としたらどうなるでしょう?細長い四角や三角に切って試してみましょう。紙の端を折ったり曲げたりねじったりすると・・・どんな風に「くるくる」するかな? …
紙飛行機って小さい子ども達も大好きな遊びですね。でも、ちゃんと飛ぶものを作ろうと思ったら結構難しいものです。この本では、紙飛行機を作るに当たって紙の選び方から切り方などの説明から始まります。 紙飛行機を飛ばそう吉田辰男 著さ・え・ら書房 ; ISBN:N4-378-03824-2; (198…
紙は植物のからだを作っているセルロースからできた「せんい」をすいて出来たものです。著者の大西さんは「どんな草でも紙になる」という言葉に出会ったとき、道端や庭に生える草がみんな紙になるなんて疑問だと考えました。そして早速試しはじめたのです。①異なった植物を混ぜない②草の生える環境からせんいを考える③…
この絵本には、怪人「これできるか」と「のんちゃん」と「ゆうたくん」が登場します。怪人「これできるか」は、いつも、むずかしい体遊びを用意していて、子どもたちを困らせるのが大好きです。 からだであそぼう かたからだとこころのえほん(11)小澤直子 文 小澤るしあ 絵 新生璃人 構成ポプラ社 ; …
小さなものを観察するといえば、顕微鏡。そして、顕微鏡というと、理科の授業で花粉や気孔を観察する時に使う、あの立派な装置を思い出すでしょう。授業では、半ば義務感で緊張しながら扱い、楽しむどころではないかもしれませんが、それでも肉眼では見ることのできない世界が、はっきり大きく見えた時のうれしい気持ちは…
この本は、みょうばんを使っての結晶づくりと、美しい結晶の世界を紹介しています。読むと、身近にたくさん結晶が存在することに気づきます。例えば台所の砂糖、塩など。冬の野外にも雪や氷があります。そして結晶の形が、規則正しく美しいのに驚きました。 けっしょうづくりみんなで実験 楽しく科学あそび(リト…
「ア〜 なんか簡単にできる実験ない?」と思ったら、この本はうってつけです。しかも、苦手だなという人が多い「電気」について、楽しく読めて、そのうえ、ちゃんと『金属とはぴかぴか光っているもの』『金属は電気を通す』という法則がわかってしまいます。 きんぞくたんけん ぴかぴかでピカッ玉田泰太郎 ふく…
この本を手に取るとまず表紙の写真に目が釘付けになります。切り紙の昆虫たちがなんと生き生きとしていることでしょう。立体的で美しい昆虫たち。 切り紙昆虫館 -ハサミで作ろう!今森光彦作童心社 ;ISBN:978-4-494-01098-1; (2009年7月30日) カブトムシ、ショウリョ…
ビックリ手品に指遊び、言葉遊びに、体感ゲームまで、とたんに子どもが爆笑したり夢中になってくれる「おもしろ遊び」が満載の本です。お風呂で、リビングで、電車内で、すぐに取り組める遊びは、親子だけでなく、子どもグループに対して大人が紹介すると楽しく遊べるものも多いです。紹介されている遊びは、お金もかから…