あまがえるりょこうしゃシリーズの第4弾。これまでもあまがえるりょこうしゃではトンボ池、空中探険、雪山探険といろいろな場所のツアーを企画しましたが、今回はなんと地中の世界です。 いつものようにペットボトルやひげそりのモーターで探険車ができあがり、案内はモグラ博士です。地上の世界しか知らないけど…
異常気象とか気候危機という言葉が連日のように聞こえてくる昨今ですが、そもそもどういうものを異常と言っているのでしょう。 本書ではまずお天気とか気候というものがどのようなものなのかというところから説明してくれています。寒さ暑さはどうして起きるのか、世界にはどんな気候があって、それはどうしてなの…
あなたにとって「リケジョ」ってどんなイメージですか? 学生時代は優等生、卒業後は家事も仕事もこなすスーパーウーマン? 意外なことに、著者自身が進んできた道は違うイメージとのこと。美馬のゆりさんに「リケジョ的」に生きるコツを聞いてみましょう。 『理系女子的生き方のススメ』美馬のゆり著 岩波ジュ…
シリーズ4冊目のこの本で取り上げているのは、それぞれ現代の生活には欠かせない技術である5つの発明を成し遂げた発明家たちです。リュミエール兄弟は、映画のもととなる動画のしくみを、ライト兄弟は飛行機、ビル・ゲイツはコンピューターを一般に普及、安藤百福はインスタントラーメン、アーダーンとロケットは浄水方…
構成はいたってシンプルです。見開き2ページの左側にはりんごの状態を表す言葉が、右側にはページいっぱいに1つのりんごのカラー写真が載っています。最初は「りんご つるつる」という言葉と、みずみずしい赤いりんごの写真。次のページには、「りんご じーっと」という言葉の下に「89日」とあります。りんごをその…
◉1冊目『ねえねえ なに はこんでるの?』(ほるぷ出版、2020年) 『ねえねえ なに はこんでるの?』スズキサトル/さく ほるぷ出版 2020年 どんな車が何を運んでいるのか、中はどうなっているのかを、幼い子どもにわかりやすく紹介する仕掛け絵本『なに はこんでるの?』シリーズの3作目…
日本水産学会監修「ベルソーブックシリーズ」の1冊。単行本の読み物です。普段、何気なく口に運んでいる魚卵も、大きさ・数・形・構造を詳しく調べてみると、魚種によって千差万別であることが分かります。水に浮かぶもの沈むもの、球形だけでなく長円形や楕円形の卵もあります。電子顕微鏡で拡大すれば、小さな粒の表面…
◉1冊目『はじめまして相対性理論』(化学同人、2020) 著シェダード・カイド=サラーフ・フェロン, エドゥアール・ アルタリーバ 監訳 橋本 幸士 訳 齋藤 慎子 化学同人 2020年 アインシュタインが提唱した「相対性理論」によると、未来へのタイムトラベルは、理論上では可能である…
『ソロモンの指輪』の翻訳でも有名な動物行動学者、日髙敏隆氏の半年間の講義を収録した読み物です。教科書的なキマリごとではなく、「人間はいかなる生き物か」をテーマに、体のつくり、言語、学習と遺伝、オスとメス、社会とは何か?など、13の講義で構成されています。 『ぼくの生物学講義 人間を知る手がか…
◉1冊目『月へ アポロ11号のはるかなる旅』(偕成社、2012) 「月へ アポロ11号のはるかなる旅」ブライアン・フロッカ/作絵 日暮雅通/訳 偕成社 2012年 1500円+税 月に降り立ったアポロ11号、この本には、その発射から地球への帰還までがていねいな絵で描かれている。今、改め…